ああ受験

2006年1月24日コメント (2)

月曜日、職場に家から電話がありました。
呼び出しがかかった時点で、嫌な予感100パーセント。
電話の向こうは慌てたおばあちゃんと、
パニクって半泣きのアー君でした。

公立高校の希望の紙の提出日が23日だったのに忘れていたと。
慌てて家に戻り、その紙を見ると貰った日は19日。
19日と言えば、私立の願書提出期限が20日なのに、
提出してない人が多かったらしく、
学校で散々説教された日。

アー君も出し忘れてて、それを20日に出すことだけが頭の中にありました。
そして出したあとは、27日に直接高校に持って行くには
どうしたら良いかについて、ずっと考えてました。

私立の試験は2月7、8日。公立はその1ヶ月後。

確かに公立の紙を出し忘れたアー君が悪いのですが、
パニックの直接の原因は
「忘れたものは公立高校受けられないぞ」と脅されたことです。

アー君には前もって障害があると話しているし、
薬も飲ませてるという事実があるので、
私も、1度に2つのことを並行させて
行うことはかなり難しいと説明したのですが、
先生は、言葉使いが悪かったことに対して、
軽く悪かったと言ってくれたものの、
アー君が脅されてどれだけショックを受けたか
は理解してもらえなかったようです。

これからも期日までに提出と言うことはあるから
気をつけるようにと言われて、書類は受け取ってもらえましたが、
親もちょっと途方に暮れました。

そんな事がちゃんとできないから障害なんです。
そこをフォローして欲しいから、
障害があることを告知したんです。
（たとえば金曜に、月曜が締め切りだぞとひと言、本人に言うだけです）

先生も忙しいからと言われても私は釈然としません。
公立高校はそんなフォローも無いほど、
対応がひどいと聞いて辛くなってきました。

ホントに言葉のかけ方ひとつなんですけどね。
とにかく、書類は受け取ってもらえたので、
「結果オーライだからね。忘れたと思っても、
謝って、やり直すことができるからね」
とアー君には話しましたが、
これから、障害者として生きて行くほうがいいのか、
頑張って、頑張って普通の人と
肩を並べて生きて行くほうがいいのか、
知的遅れが無いだけに難しいところです。

そんなこんなの月曜で、
私が具合が悪いとか言ってられませんでした。
母は強しですね。

「スマスマ」の可愛くて綺麗な中居君に癒されながら、
火曜の生のお姿を楽しみにしています。